「習ったことはないが、ハンドヒーリングが出来るんです」などと言う人が、スピリチュアル界隈には時おりいたりします。
この人は本当のことを言っているのでしょうか?
生まれつきハンドヒーリングが使える人は、本当にいる。
「レイキ」と定義してよいかはわかりませんが、生まれつきハンドヒーリングが出来てしまう人というのは、実際にいます。
クリスタルチルドレンに多いです。クリスタルチルドレンとは、天使や妖精の魂を持つ人のことですね。
子供の頃、なんとなく手をかざしてみたら自分の手からエネルギーが放出されるのを感じて、こうした能力に気づいたりします。間違いなくスピリチュアル好きになるでしょう。
親がスピリチュアル好きな家庭の子に多いです。
レイキの1stディグリーよりも弱い。
生まれつき使えるハンドヒーリングの能力は、レイキの1stディグリーよりも弱いです。
この人の筋肉痛の回復や病気の予防には役立ってきたでしょうが、職業ヒーラーのレベルには至りません。
生まれつきハンドヒーリングの使える人は、「私はヒーラーになりたい」と志すことが多いようなのですが、率直に言って、そのヒーリング力では商業ヒーラーとしては少々弱いです。
ハンドヒーリングを幅広く提供していきたいなら、レイキを3rdディグリーまで会得したほうがよいです。
気功的なニュアンスでハンドヒーリングが行える人もいる。
気功的なニュアンスで、ハンドヒーリングが生まれつき行えてしまう人もいます。
これはクリスタルチルドレンよりも古い世代の地球人に多いです。
気功的なニュアンスとは、レイキ的ニュアンスとどう違うのでしょうか?
気功的なニュアンスとは、「自分のエネルギーを消耗して放出する」かたちです。「気を練ることが出来る」と言えばよいのでしょうか。
レイキ的なニュアンスの場合、自分のエネルギーを消耗せずに癒しを行うことが出来ます。もちろんレイキ的ニュアンスのほうが、良いヒーリングと言えます。
または、念がものすごく強い人も、人にエネルギーを送り込んだりすることが出来ます。これは、良いものとは言えません。大抵の場合、淀んだエネルギーを人に送ってしまいます。
「習ってないけど遠隔ヒーリングが出来る」と言う人は、念を送っているタイプ・・・。
「特別な技を習ったことはないけど、私は遠隔ヒーリングが出来る」と言う人がいます。たしかに、遠く離れた人にエネルギーを飛ばしていることがあるようです。
しかし、これはもっぱら「自分の念」を飛ばしてしまうものです。
これは良い行いとは言えません。
ヒーラーになるべきというよりも、「霊的真理に興味を持つべき」人。
生まれつきハンドヒーリングが出来てしまう人は、「ヒーラーになりたい」と志すことが多いです。
しかし残念ながら、それはこの人の使命には適っていません。
生まれつきハンドヒーリングが出来る人は、「霊的真理に興味を持つべき人」です。
スピリチュアル業界には、ヒーラーやセラピストとして華々しく活躍したり、不思議なものごとに酔いしれてしまう人が多いですよね。
そうではなく、「人はどのように生きれば輪廻転生を終えることが出来るのだろうか?」といったふうに、霊的真理に興味を持って、そういう生き方をすべき人なのです。
西洋的な華やかなスピリチュアルではなく、仏教的なというか、質素で自己研鑽的なスピリチュアルに興味を持つべきです。
端的に言って、お金儲けをすることはこの人の使命ではないのです。
いっときそのような活動に夢中になるのも良いですが、「なんか違うなぁ」と気づいて軌道修正できるとよいのですが・・・。
仏教や東洋スピリチュアルのすべてが正しいわけではないのですが、「質素に無欲に、人助けをしながら生きよう」といったニュアンスが本来のスピリチュアルである、というのは、なんとなくわかるのではないでしょうか?
どうかそういう人になってください。
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